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ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

セミナー通い

小池一夫のキャラクターマン講座」に通い始めた。これは旧・劇画村塾という名称で、高橋留美子堀井雄二板垣恵介が通っていたことで有名な塾。そこで「キャラクターの立て方」を教わっている。
 
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ライターとしてずっとノンフィクションの体験記事を書いてきたけれども、ここにきてフィクションの記事(コミックエッセイ含む)に興味が出てきた。
 
フィクションを書くときにむずかしいのが「読者の興味をどうやって引くか」ということ。ノンフィクションでもむずかしいんだけど、フィクションだとはるかにむずかしくなる。
 
むずかしいなあってずっと一人でゴチャゴチャと考えていたんだけれども、最近フィクションの記事の引き合いが増えていることもあって、思い切ってこういう塾に行くことにした。
 
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小池一夫の語りは面白い。基本的な考え方やロジックは著作で読めるけど、ちょっとした言葉の端々に「めちゃくちゃストーリーを作り慣れている」感じが伝わってくる。
 
もっというと「ストーリー作りで何度も失敗してきた悔しさ」かな。もっとも商業的に成功していないと、失敗を繰り返せない。そういう迫力が直接講座を受ける価値なんだろう。
 
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セミナー後に参加者で交流をしていて「斎藤さんはどんな作品を作りたいんですか?」と聞かれた。
 
そんなことあんまり考えたことなかったんだけど、とっさに「ちびまる子ちゃんみたいなやつを描きたいんですよね」と答えていた。
 
ああー、おれは「ちびまる子ちゃん」を描きたいのか……。人と話していてわかる自分の意外な一面である。確かに描きたいわ。
 
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セミナーは半年間続く。なんとかモノにしたい。
 
いつの間にか今連載している「コンピュータ・メモリーズ」や「神出鬼没!バイトセルフケアマン」が小池一夫テイストになっていたりして。

シン・ゴジラでディスプレイを一斉に見る

シン・ゴジラを観に行った。ゴジラに街が壊されているのを見て「恐い」って思った。怪獣映画って恐いんだな。

 

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どうでも良いところが一つ気になった。パソコンだ。なにか新しい発見があると、対策チームの人たちが、一斉にみんなで発見者のパソコンのディスプレイを見る。あれがたまらなくいい。

 

現実にパソコンの一つのディスプレイを多人数の人が見ることなんてあるんだろうか。ディスプレイの視野角はどうなっているんだろうか。情報は画面一つで収まらないだろうから、みんなの読みの最大公約数を想像してスクロールさせなければならない。

 

そこのところも全部含めていいな、と思った。デイリーで真似してみたい絵面。

 

 

33歳マンガ家デビュー

全人類の夢、それはマンガ家になること。

これまでマンガの投稿なんて一回もしたことないのに6月にITmediaでマンガ家デビューしました。やったね。

そしてこないだ公開したマンガの第三回目がメチャメチャバズりました。閲覧数教えてもらったんだけど、ぼくが今まで書いたウェブ記事の中でもぶっちぎりナンバーワンです。すげ


あの頃「ファミコンを買ってもらえなかった子」がしていたこと - ITmedia PC USER


うれしいというよりも、ホッとするというか。ぼくにマンガを注文した担当さんの判断が、間違ってなかったことになってよかったなー、という感じ。

実はマンガの仕事が他にも来ています(早いな)。これは本気の本気でおれはマンガ家なのかもしれないぞ。

たぶん9月とか10月くらいからたくさん出るような気がしていて、なにとぞ見守ってください。あとシェアしてください。がんばります。

本音と裏腹

4月くらいになると、新社会人がツイッターで自分の勤めている会社をひどく褒めていたりする。

「先輩いい人たちでよかった」「会社たのしい」「仕事やりがいある」

みたいな感じで。

ぼくはこういうつぶやきを見るのがすごく好きだ。たいてい、本人の気持ちと真逆だからである。そして、本人も自分を偽っていることに気づいていない。

自分の社会人生活はこうありたい、いや、絶対こうあるべきだ、という心の叫びが過酷な現実に圧力をかけられ、その反動でプシュッとでてきているように見える。

こういう人は半年経つと会社を休むようになり、第三クォーターあたりで退職していたりする。

似たようなのに、新婚さんが結婚生活を褒め称えるツイートもある。

海辺でカップラーメン食べたらおいしいんじゃないか

海とカップラーメンは相性が良さそうである。

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ものすごくうまい。


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なんとなく海を撮ったら青春カップルが写っていた。夏はこれから。

タンデムのライブ

タンデムとはライターの玉置さんがやっている二人羽織のライブのことだ。

二人羽織の前におれと玉置さんが入り、歌を歌う。後ろにはそれぞれプロミュージシャンが入る。

今日はライブだった。ライブは3回目だ。

これは一体なんだろうといつも思う。みんなそんなに楽しいわけでもないし、(とくに後ろのプロミュージシャンの人は大変そう)仕事になるわけでもない。

でも頼まれると断われない。

そう、なにかが。

今までおれの知らなかったなにかが、ありそうな気がするのだ。この方向性に。みんなそれでやっているんだろう。

まあやってみるとそんな大したこともなくて、なんだかなあって感じで終わる。まるで言葉にできないんだけど、このモヤモヤ感がエンタメであることは間違いない。


最後に歌手のひよせさんに「声ちゃんと出てたよ!」って言ってもらえてうれしかった。

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今回はキッスをやりました。

『星籠の海』が女ディス小説だった

島田荘司の『星籠の海』がおもしろかった。瀬戸内海を舞台に歴史と陰謀が交錯する冒険ミステリー。御手洗潔も最初から出てきて大活躍してくれるのがうれしい。上下2冊の大長編だが一気に読み終えてしまった。

 

本筋とは関係ない(テーマ的にある?)ところでおもしろかったのが、島田荘司の女性観だ。出てくる女性登場人物が、全員ものすごいバカなのである。今までも島田荘司の小説って、そういう傾向あったけど、ここまでではなかったと思う。

 

モブ的に出てくる女性はみんな御手洗と石岡のBL行為を期待してハアハアしているし、たまたま御手洗が乗り合わせたバスの女性運転手も運転をミスる。物語に絡んでくる女性主要キャラも、ちょっとどうなんだよ……しっかりしてくれよ……という感じ。あきらかに作者の女性に対する偏見だ。

 

しかし、その偏見が読んでいてみょうにおもしろい。たぶん女性が読んでもそんなにイヤな感じはしないだろうと思う。エッセイや、ツイッターなんかで直接的に偏見を語ると、本当にイヤな感じしかしないが、作品に込められた偏見はおもしろい。

 

 ちなみに星籠の海は6/4に映画で公開される。映画ではこの部分は完全になくなっているだろうと想像する。

星籠の海(上) (講談社文庫)

星籠の海(上) (講談社文庫)

 
星籠の海(下) (講談社文庫)

星籠の海(下) (講談社文庫)