GENSEKIマガジンの運営スタッフになりました
ここ1年くらい寄稿をしたり、記事の外部編集をしたりしていた「GENSEKIマガジン」。4月17日からそのGENSEKIマガジン編集部に入って、運営にガッツリ携わることになりました(といっても、就職したわけではなくて、フリーランスのままです)。
指圧師だったはずなのに、こんなに企業オウンドメディアに関わる人生になるとはおもわなかったよ。謎……。
ついでなので、そもそも「GENSEKI」ってなんなのか、という説明をさせてください。GENSEKIはクリエイター支援サービスです。現在やっていることは大きく以下の3つ。
- イラストコンテストの開催
- クリエイターと企業のマッチングサービス
- クリエイターのディレクション
もうちょっと詳しく説明すると……
イラストコンテストの開催
GENSEKIではイラストコンテストを年間80件くらい開催しています。なかには企業とコラボしていて賞金が100万円、なんてのもあります。
【賞金100万円】「ネコ」と「J」をモチーフにした ジェイテクト社のマスコットキャラクターデザインを大募集! GENSEKI
僕が審査員をしているやつもあります。優勝者にはAmazonギフト券2万円分と、液タブと、GENSEKIマガジン編集部から挿絵の定期発注があります。これは絵がうまくなくても大丈夫だし、現在でも募集しているんで、興味がある人は応募してみたらいかがでしょうか。
求む!GENSEKIマガジン挿絵イラストレーター! 人気ライター斎藤充博先生が審査「Webメディア挿絵イラコン」 GENSEKI
クリエイターのマッチングサービス
GENSEKIにクリエイターが登録をすると、ポートフォリオページを作ることができます。
クリエイターを探している企業は、このポートフォリオのメッセージサービスから声をかけることができます。このサービスの使用料はゼロ円。クラウドソーシングのように仲介手数料をとる、ということはしていません。
クリエイターのディレクション
クリエイターを探している企業がGENSEKIに発注をして、GENSEKIから登録しているクリエイターに依頼をする、ということもやっています。このときにGENSEKIは企業とクライアントの中に入ってディレクションを行います。
その他
それから、GENSEKIのリアルな展覧会も行われます。場所は原宿、開催日は7月15日と7月16日、入場料無料です。
『約束のネバーランド』の出水ぽすか先生や、ポケモンカードゲームなどで有名なさいとうなおき先生、Twitterでものすごい人気のぬこー様ちゃんのイラストが展示されます。
で、その中にまじって、なぜか僕のイラストも展示されます……。なんで……? でもうれしい……がんばって描いた……。
7月15日 16日に原宿でやるGENSEKI展覧会にこういう感じの作品を出します~
— 斎藤充博 (@3216) 2023年4月12日
みんな来てね https://t.co/TelOODAOHV pic.twitter.com/z6pk811RfK
この展覧会、今回は期間限定のものですが、常設のギャラリーを作るという計画もあるみたいです。
なんというか、僕もGENSEKIマガジンに寄稿をしながら、GENSEKIのやっていることを見て「本気でちゃんとクリエイターのサポートをしようとしているんだな」と思いました。それが今回のGENSEKIマガジン編集部の運営スタッフへの参加にもつながっています。
というわけで近況でした。今後は忙しくなるけど、相変わらずフリーランスであることは変わりないので、引き続きなんかおもしろそうな仕事とかあったら声かけてもらえるとうれしいです(イラストを描くような仕事だと、よりうれしいかも)。
それではまた~
近況2023年 3月
子どもの話
1歳2カ月。毎日歩き回って、騒ぎまくる。そして、大量に飯を食う。なんなら「少食の妻がちょっと元気がない時の量」を越えるくらい食う時もある。いつも「こんなに食べて大丈夫なのか……」ってびびりながら飯を与えています。
来週には保育園だ。
仕事の話
書籍の表紙を描きました。
お子さんがいる家庭、ぜひ一冊かってみてはいかがでしょうか……?
最近見たものの、読んだものの話
ピースメーカー
ユーネクストのドラマ。『スーサイドスクワット』の登場人物の一人であるピースメーカーのスピンオフなんだけど、これはすごくおもしろかったな……。入り混じる善悪、偏見と差別、親からの呪縛、でもそんな中でも人と人は仲良くなれるかもしれない……、みたいな話。
オープニングで登場人物全員がバカみたいなダンスを踊るんだけど、回が進むにつれてだんだんそれが哀愁を帯びたものに見えてくる。人生というのはみんなでバカみたいなダンスを踊ることなのかもしれないと思う。
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
IMAXで見た。これもおもしろかったなー。見終わった後になぜか「おれの人生にも過去にこういうことがあったような気がする」という感想になった。人生には無限の可能性があるけど、ショボイいまの人生を愛したほうがいいし、なによりも周りの人を大切にしなくてはいけない。こう書くとめちゃくちゃに説教臭いですね。
ところで、この映画も『ピースメーカー』もテーマは倫理の再定義なのかもしれない。倫理が構築される物語を見て、エンタメとしての快感を感じるというのは、やっぱり今の世の中が異常なのかもしれないな……。
アントマン&ワスプ:クアントマニア
量子世界があんまりにもスターウォーズだったのがもったいなかったな……。これから本格的にはじまるというMCUのマルチバース展開が不安になる。
ガンニバル
ディズニープラスのドラマ。これは最高。おれはいままで俳優のファンになったことはないけど、このドラマを見て柳楽優弥のファンになった。狂気の人食い村に立ち向かえるのは、これまた狂気の暴力警官だけなんだな~。
101匹わんちゃん
名作アニメ映画。セリフ回りも色使いもクオリティが高いし、社会風刺も込められていて、いい映画をみたな~って感じ。悪役のクルエラがすごい。実写映画の『クルエラ』も見たくなってきた。
地羊鬼の孤独
小説です。怪異が存在することを前提に進むミステリ、これは最高ですね。自分たちが普段使っている論理がすうっと溶けていく感じを体験できます。
そんじゃまた来月。
近況2023年 2月
近況です。
育児の話
子が1歳になりました。ここまでずっと夜泣きが大変と言っていましたが、全盛期の70%くらいになったでしょうか。
最近は自我が出てきていて「人間じゃん……」って思うことが増えてきてます。最初っから人間ではあるんですけどね。
保育園が決まりました。4月から入園します。
仕事の話
最近ライターとして描いたやつ。だいたいイラスト入りのインタビュー記事という感じですね。
マンガ
【4ページ読み切り】斎藤充博『イズミちゃんはミステリー』 #ツイ4 pic.twitter.com/bBHg4xRjSk
— ツイ4 (@twi_yon) 2023年2月10日
この反応が良かったら、連載開始という話だったんですが、ダメでした! ふつうに落ちこむぜ。
ルータ買った
8年くらい使っているルーターをこれに買い換えたら、ものすごく調子が良くなりました。ルータの寿命って5年くらいらしいよ。
虫歯が見つかった
定期検診している歯医者を変えたら、でっかい虫歯が見つかりました。妻が歯科衛生士なので、虫歯があると気まずい……。いや、それよりも大変なのは治療代です。セラミック入れることになったんですが、6万円だって。やってらんね~!
じゃあまた来月。
近況2023年 1月
子ども
子どもの夜泣きが落ち着く気配がなく、むしろちょっと悪化しているような感じです。ネントレ本を買ったのですが、どうもうまくいかない。宇津救命丸(夜泣きの薬)を飲ませても、改善しない。
これまで夫婦で1日交替で子どもと寝ていたんですが、さすがに僕が全く仕事にならないので、妻がある程度多めに子どもと寝てもらうような体制になりました。
妻は「毎日わたしが子どもと寝ててもいいよ~」と言ってくれるんですが、毎日やると知らない間に精神を病んでいきそう。「ある程度多め」くらいの感じでおねがいしようかな、と……。
来月には子どもも1歳です。長いような短いような……。これから、こんなことをずっと言っていくんだろうな。
ドラム洗濯機
独身時代から9年くらいずっと使っている縦型の洗濯機の挙動があやしく、このたびドラム洗濯機を注文しました。このドラム洗濯機というやつ、そもそも機械として全体に未完成なものらしく、不具合が起こりやすいものらしいのです。
その中から不具合が起こりにくく、まあ自分でも買えそうな値段で、うちの脱衣所にもはいりそうなやつ……ということでかなりリサーチが必要でした。いや、けっこう疲れたよ。
結局注文したのは、シャープのフラグシップモデルの型落ちのやつ。
20万超えです。高い高い高い!!!……これでもドラム洗濯機の中ではそんなに高くない方というのがおそろしい。
電機屋で買ったのですが、念のため搬入前に設置ができるかどうかを見に来てくれるそうです。ちゃんと入りますように。
ライターという仕事
GENSEKIマガジンで「イラストレーターとして仕事を獲得していくには」というような記事をたくさん書いています。いろいろなイラストレーターだったり、発注者に聞いて、けっこう役立つ情報になっていると思っています。
ところで、「ライターになりたい」という人は、けっこうたいへんだなと思うんです。なぜかというと、「ライターになりたい」で検索してもろくな情報が出てこない。ほとんどが極端な低単価のSEO記事を書くライターに関する記事です。「目指せ副業で月5万円」みたいな。本業として食べていきたい人はどうすればいいんじゃ。
僕はライターもしているし、発注者もしているし、ライターになりたい人が役に立てる情報を発信するべきなのかもしれない……なんて時々思います。
でも、自分でちゃんと記事にしようとすると結構たいへんなんだよな~。どうしよ。やりたいことはいっぱいあるから……。
リコリス・ピザ(映画)
妻が大好きだというので、U-NEXTで見てみました。一言で言うと、本当にしょうもない年の差カップルの恋愛の話。でもそれがなんかいい。
シー・ハルク:ザ・アトーニー(ドラマ)
最後まで見ました。言いたいことはわかるんですが、最後のやつ、AIじゃなくて、本物を出すべきだと思います。本物が出てきたらめっちゃおもしろかったのにな。その点でちょっとさめてしまった。
君のクイズ(小説)
スピーディでムダのない文章がたまんないですね。いまの現実の世界を書いているのでわかりやすい。おもしろかったです。
ぜんぜん余談ですがこの本の表紙はあかちゃんがたいへんに好む柄になっています。こういう派手でわかりやすい色合いには寄ってくるんです。
それじゃまた来月~。
2023年おめでとうございます
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ここ数年は年賀状を書くのをやめていて、かわりに年賀状代わりのブログを書いています。年賀状くれたみなさまありがとうございます。これがお返事です。
さっき(1月4日11時くらい)自転車をこいでいたら、変速機が派手に壊れてチェーンが後輪スポークに巻き付いて、まったくこげない状態になってしまいました。30分以上かけて自転車屋さんになんとか運ぶと、なんと営業しておらず、近隣にあったもう一つの自転車屋さんに持っていきました。
自転車屋さんは「根元から折れているから部品を全部交換になる、このパーツを取りよせるのに半年以上かかる、部品代と工賃で17,000円になる」なんて言っています。
自転車はジャイアントのESCAPE R3で55,000円くらいしました。悩ましいんですが、走行中にとつぜん壊れた自転車にもう乗る気にはならず、自転車は処分してもらいました。遠かったんですが、家には歩いて帰りました。
あんまり年賀状っぽくないことを書いてしまったかもしれない……。いやいや、つまり何が起こるか分からないけど、がんばって生きていこうということです。自転車の故障はいい厄落としになったので、2023年はいい年になるんじゃないでしょうか。ね。