ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

ギターの練習をしている3

だんだんとコードが弾けるようになってきた。

 

はやく自分で作詞作曲をできるようになりたい。そしてパンクをやる。

 

子どもがやるパンクではないし、商業的なパンクでもない。アラフォーのおっさんが反権力を高らかに歌い上げるのだ。みっともないことこの上ないだろう。しかしそれが本当のパンクのはずだ。

 

当然そんな音楽は誰も聴きたがらない。人から嫌われるミュージシャンである。

 

私は誰からも好かれる必要はないし、私の音楽を人が聴く必要もない。だから、やるとしたら、そういう音楽をやりたい。

 

でもいま練習しているのはキラキラ星です。

 

レモネード専門店での出来事

友人2名と居酒屋に行った。コロナ後2回目の飲み会である。対面での人間の情報量に圧倒される。人と会うことの素晴らしさに感動してしまう。居酒屋は最高の娯楽だなと思う。

 

飲んだ後なんか物足りないような雰囲気になって、なぜかオシャレな「レモネード専門店」に行った。

 

レモネードを飲んでいたら、テーブルの上になぜか陰毛が一本落ちていることに気づいた。友人がそれを手でバッと払おうとするが、勢いあまってレモネードをこぼしてしまう。店員さんに謝りながら拭く。店員さんは「いえいえ、いいんですよ」なんて言ってくれる。

 

この一連のやりとり、完全にコロナ禍で失われていた日常である。こういうことがもっと必要なんだな。見ていて泣きそうになってしまった。

ギターの練習をしている2

コードが一向に覚えられない。

 

上手く弾ける、弾けない、以前の問題として、覚えていないというのは致命的である。

 

覚えるために、ギターのネックだけを摸したような道具があればいいんじゃないか。

 

持ち運んでどこでも指の位置をチェックできる。回数をこなせば、とりあえず暗記はできる。

 

……調べてみたら本当にそういう道具が売られていたので、買った。


f:id:fushigishiatsu:20201008194412j:image

 

届いて愕然とした。フレットがひとつしかない。3フレットはないと練習にならない。

 

きっとこれを作った人、ギターを全く知らないのだろう。

 

いや、買う方も買うほうなのだが……

 

このように、迷い、間違い、停滞しながら人生は続く。

 

追記


f:id:fushigishiatsu:20201008211444j:image

ひらいたら3フレットあった、、、、、、、

ギターの練習をしている

わけあって、ギターの練習をしている。とくに何かの企画というわけではない。

 

ミュージシャンたちは平気な顔をして弾いていてるから、そこまで大変じゃないだろうと思っていたのだが、ギターというのはものすごく難しい。

 

ギターの「コード」(これくらいの言葉はギターのことを知らないひとでも聞いたことがあるでしょう)というのを練習しているが、いっこうに弾けるようにならない。僕が弾くとヘンな音になってしまうのだ。

 

練習を続けていると、弦を抑えている指はものすごく痛くなる。でもガマンして練習する。スポ根の世界である。

 

ギタリストは、これだけ大変な思いをして技術を身につけている。それなのに、世の中に出てくる歌が、なんかあまっちょろい、というのがどうも気になるところだ。

 

僕だったら、これだけ指が痛くなっているのに、愛とか恋とか夢とか、そんな内容の曲を演奏する気になれない。

 

僕が苦労の末ギターを弾けるようになったら、政治家の汚職、資本家の搾取、メディアの欺瞞、それらを容認するどころか自ら進んで手を貸してしまう大衆の愚かさ、そいういったものを曲にしないと、ぜんぜんこの苦労や痛みとの釣り合いが取れない。

 

はやくそういうことができるといいなと思う。

 

でもいま練習しているのは「キラキラ星」です。

昨日見た夢の話

死ぬほど恐い夢を見たのでメモをしておく。

 

__

 

実家にしいてある畳に幽霊が取り憑いてしまったという。

 

行ってみると、畳の一畳分だけ、なんだか湿っている。実家の両親が畳を心配そうに見つめている。

 

その畳をじっと見ていると、まだらに乾燥したり、もっと湿ったりしてきた。

 

その「まだら」な部分がどんどん細かくなり、やがてゲームボーイの画面のように、乾燥しているところと湿っているところの濃淡で、画像を表現するようになった。

 

畳が映し出したのは人の顔である。動画のように人の顔が動いている。

 

妻が「ハリーポッターに出てくる『みぞの鏡』のようだね。あれは魔法で動いていたけど、これは一体どういう機構で動いているんだろうか」などと言う。

 

やがて霊媒師がやってきた。この幽霊をお祓いするという。

 

霊媒師がお祓いをしている間、なんだかとても嫌な予感がしていた。この幽霊は僕にとりつくような気がするのだ。

 

その予感は的中して、幽霊は僕に取り憑いた。

 

幽霊に取り憑かれるとどうなるか。まず耳が「ブツン」という音がして、全く聞こえなくなる。そして口が勝手に動き出す。

 

自分が大声で何かをさけんでいるようだ。しかし耳が聞こえないから何を喋っているかわからない。

 

霊媒師はさらに祈祷を続ける。

 

やがて幽霊は僕の体を去ったようで、耳が聞こえて、口も自由になった。

 

まわりにいる人に「さっき僕は何を叫んでいたの?」と聞いてみると、何度も「やめろ!」とずっと叫んでいたという。

 

そして先ほどの畳にまた人の顔が表れた。今度はなぜかカラーになっている。マリリン・モンローや松たか子など、いろいろな女優がかわるがわる映し出されている。

 

そして畳に映し出されているそれらの顔は、次第にぐにゃぐにゃと歪んでいく。

 

__

 

その様子があまりにも恐ろしくて、目が覚めた。

スポンサーリンク