ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

ギターの練習をしている

わけあって、ギターの練習をしている。とくに何かの企画というわけではない。

 

ミュージシャンたちは平気な顔をして弾いていてるから、そこまで大変じゃないだろうと思っていたのだが、ギターというのはものすごく難しい。

 

ギターの「コード」(これくらいの言葉はギターのことを知らないひとでも聞いたことがあるでしょう)というのを練習しているが、いっこうに弾けるようにならない。僕が弾くとヘンな音になってしまうのだ。

 

練習を続けていると、弦を抑えている指はものすごく痛くなる。でもガマンして練習する。スポ根の世界である。

 

ギタリストは、これだけ大変な思いをして技術を身につけている。それなのに、世の中に出てくる歌が、なんかあまっちょろい、というのがどうも気になるところだ。

 

僕だったら、これだけ指が痛くなっているのに、愛とか恋とか夢とか、そんな内容の曲を演奏する気になれない。

 

僕が苦労の末ギターを弾けるようになったら、政治家の汚職、資本家の搾取、メディアの欺瞞、それらを容認するどころか自ら進んで手を貸してしまう大衆の愚かさ、そいういったものを曲にしないと、ぜんぜんこの苦労や痛みとの釣り合いが取れない。

 

はやくそういうことができるといいなと思う。

 

でもいま練習しているのは「キラキラ星」です。

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