昨日見た夢の話
死ぬほど恐い夢を見たのでメモをしておく。
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実家にしいてある畳に幽霊が取り憑いてしまったという。
行ってみると、畳の一畳分だけ、なんだか湿っている。実家の両親が畳を心配そうに見つめている。
その畳をじっと見ていると、まだらに乾燥したり、もっと湿ったりしてきた。
その「まだら」な部分がどんどん細かくなり、やがてゲームボーイの画面のように、乾燥しているところと湿っているところの濃淡で、画像を表現するようになった。
畳が映し出したのは人の顔である。動画のように人の顔が動いている。
妻が「ハリーポッターに出てくる『みぞの鏡』のようだね。あれは魔法で動いていたけど、これは一体どういう機構で動いているんだろうか」などと言う。
やがて霊媒師がやってきた。この幽霊をお祓いするという。
霊媒師がお祓いをしている間、なんだかとても嫌な予感がしていた。この幽霊は僕にとりつくような気がするのだ。
その予感は的中して、幽霊は僕に取り憑いた。
幽霊に取り憑かれるとどうなるか。まず耳が「ブツン」という音がして、全く聞こえなくなる。そして口が勝手に動き出す。
自分が大声で何かをさけんでいるようだ。しかし耳が聞こえないから何を喋っているかわからない。
霊媒師はさらに祈祷を続ける。
やがて幽霊は僕の体を去ったようで、耳が聞こえて、口も自由になった。
まわりにいる人に「さっき僕は何を叫んでいたの?」と聞いてみると、何度も「やめろ!」とずっと叫んでいたという。
そして先ほどの畳にまた人の顔が表れた。今度はなぜかカラーになっている。マリリン・モンローや松たか子など、いろいろな女優がかわるがわる映し出されている。
そして畳に映し出されているそれらの顔は、次第にぐにゃぐにゃと歪んでいく。
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その様子があまりにも恐ろしくて、目が覚めた。