2021年は飛躍せず
あけましておめでとうございます。
2020年は自分の中で「めっちゃ仕事をバリバリやっていく飛躍の年」と位置づけていたのだけど、とてもそんな風にはならなかった。
それでは今年こそ「めっちゃ仕事をバリバリやっていく飛躍の年」にしたいかというと、まったくそんな気分になれない。
そもそも、自分という人間を顧みたときに「飛躍」みたいな単語が似合わないのだ。飛躍する斎藤……。あさっての方向に飛んでいって墜落しそうだ(鳥人間コンテストのイメージ)。ましてや、世界中に乱気流が吹回っているような昨今である。やっぱりちょっとキツいなと思う。
そんなわけで今年は「淡々と歩いて行く年」ということにしようと思う。走らないで、歩いて行く感じ。雨が降っても、雪が降っても、ずっと毎日を歩いて行くイメージ。そういえば、今年の干支の牛の姿にもダブってくるし、いいよね?
それでもやりたいことはいろいろあるので、いかにテンションを上げずに物事をこなしていくかを目標にしていきたい。
このエントリは新年の挨拶のつもりだったのだけど、テンションが上がりきらない挨拶になってしまった。
今年もなにとぞよろしくお願いします。
2020年の仕事まとめ
2020年にやった仕事をまとめてみました。
バズった
はてブ:1062
ソレドコ年間ランキング1位
知る人ぞ知る「タイピングの女王」miriさんにインタビューしました。常人にはとても理解が及ばない「神業」を持っている人の感覚をなんとか伝えようとしています。
記事中に挿入したYouTube動画は780万回再生しています。必見です!
はてブ:1494
ソレドコ年間ランキング3位
家の中のいつもの日常を記した記事なんだけど、意外とウケた。出てくる調味料はどれもお勧めです。第二弾やりたいな……。
はてブ:1041
万年赤字でいつつぶれてもおかしくない銚子電鉄。その社長と桃鉄の最新作を一緒にプレイしました。社長がサービス精神満載です。
記事には出てこないですが、銚子出張のついでにたくさん魚を食べて、ちょう楽しかった! 食べたものはどこかに書こうかな。
はてブ:415
モデルのゆうたろうさんにメンズメイクのやり方をインタビュー 。お化粧しているとゆうたろうさんがリモートでめっちゃほめてくれるんですよ。最高。もうこの状況にお金払いたい……と思うような体験でした。
Twitter:3000くらい
ねとらぼで新連載を始めたマンガです。
担当編集さんと新企画を打合せするときに「PVやバズやペルソナはいったん考えるのをやめて、斎藤さんが心の底からやりたいと思った企画をやりましょう」 なんて言われて、背筋が伸びましたね。でもその結果、こうしてバズっているんだから担当さんは慧眼と言わざるを得ない……。
Twitter:3000くらい
ヤングジャンプのコミックエッセイの賞に応募したんですが、落選。Twitterに放流したら、ちょっとバズりました。
マンガ
\メルカリであったほんとの話/
— メルカリ (@mercari_jp) 2020年12月1日
お客さまから寄せられた✨2万ストーリー✨の中か
らご紹介💌そして今夜は「#そのご縁お届けします」ドラマ第5話が放映📺
放映時間&見逃し配信の詳細はリプ欄へ♪ #メルカリストーリー @entodo_mbs pic.twitter.com/OA62paGZyS
編集部が募集した「メルカリであったほんとの話」をマンガにしました。こういうマンガ仕事はもっとやりたいです。
個人事業主向けの用語解説をマンガでやっています。「スモビバマン」という謎のヒーローが出てくるんだけど、これは描いていてちょう楽しい。会計メディアなのに、ビームが出たり、巨大ロボが出てきたりします。
IoTガジェットを次から次へと使う連載で、ダイエットしました。2か月で3.8キロ減っています。正直つらかったけど、やってよかったし、今年で一番のいい思い出かもしれない。
いままで『ドラゴンボール』を読んだことのない妻に、読んでもらいました。クリリンが死ぬところで本気で悲しんでいて、ピュアだなあ……って。
【連載マンガ 斎藤さんとQUADERNO】斎藤充博さん( @3216 )がQUADERNO(クアデルノ)の魅力をラフに紹介する連載マンガ。今回はクアデルノの魅力をあいうえお作文形式で表現してみました。
— クアデルノ (@QUADERNO_fccl) 2020年11月30日
クアデルノは使うだけで前向きになれる⁉️ #QUADERNO #クアデルノ pic.twitter.com/5oF19aFRwx
富士通の電子ペーパー「クアデルノ」のPRマンガの作成。自由にやらせてもらっています。
インタビュー記事
どうして「土地には価値が発生するのか」という、哲学的な話を、法律の専門家二人に聞いてみました。かなり知的にエキサイティングなインタビューになっているので、ぜひ読んでみてほしいです!
妻が歯科衛生士で、歯の磨き方を指導してくるんだけど、どうも身内から言われてもやる気が出ない。そこでライオンの歯科衛生士さんに聞いてみる……。という話。歯磨き大事。そして他人から言われるってことが大事。
その他
ファイナルファンタジー7のリメイクに出てくる「手もみ屋」を本物の指圧師の視点からレビューするという企画。こういうのは書いていて楽しいです。
記事を書いたわけではないんですが、メロンの試食の撮影に参加しました。「事務所に高級メロン食べに来てくれませんか?」って依頼、最高じゃないですか? 高級メロンを食べる仕事が発生したら、いつでも依頼してください!
裏方仕事
5月から株式会社はてなと業務委託契約を結んで、Webメディア記事の企画編集の手伝いをしています。ライターの方には、斎藤から執筆依頼をさせていただくことがあるかもしれませんが、どうかよしなしに対応いただければ……。
こんな仕事やりたいな
マンガのスキルがちょっとずつ上がってきているので、マンガの仕事はもっともっとやりたいですね。企業のニーズにあった企画やストーリーを作成することができます。また、ストーリーを用意していただいて、作画だけをやるのも大歓迎です。
Webメディアの運営や、企画に関する相談もときどきいただいているので、そっちでもお役に立てることがあるかもしれません。
もちろんライターとしての記事制作も承っています。柔らかいものから、固いものまで作れます。
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というわけで、2021年もがんばるぞ。なにとぞ、なにとぞ、よろしくお願いします~!
週報 山で人形を作っている人
●山で人形を作っている
妻は美術系の高校に行っていた。高校時代の友達の一人が、だいぶ前から山にこもって球体関節人形を作っているという。いったいなんなんだ、その話は。なぜ山。
●大久保
韓国街を見に行ってみた。とくに何かの用があるわけでもなく、見物である。それにしても、これほどまでに盛り上がっているとは思わなかった。
わけがわからなくなって、紙コップに入っているティラミスを食べた。……と文字で書くと、わけがわからないが、非常にオシャレっぽい食べ物である。
●ダイの大冒険
アマゾンプライムビデオで妻がダイの大冒険を見ている。いまクロコダインがでてきたあたりだ。すっかり気に入ったようで、ドラクエやってみたい、などと言いだしている。
●ロマサガ3
NintendoSwitchでロマサガ3やっている。ロマサガ3は流行っていた当時クリアできなかったゲームの一つだ。今回またやり直してみて、何故クリアできなかったかが理解できた。とにかくヒントが不親切。そして、詰みポイントが多すぎるのだ。古いゲームだから仕方がないという考えもあるかもしれないが、これはロマサガ2よりわかりにくいと思う。
いまは攻略サイト見ながらやっている。そうしないと全然進めない。
●銚子電鉄
銚子電鉄の社長と桃鉄をする記事が公開になった。ずっと前にヨッピーさんと千葉市長がシムシティ対決をする企画があって、Web記事史に残る傑作だった。「おれもああいうのやりたいな~」とずっと思っていたので、気持が成就されてうれしい。
●マンガ落選
この賞に応募していたが、落選していた。くっそ。リベンジすんぞ。
●コロナ
めっちゃ増えててびびる。東京都がいま一日500人くらい。
週報 法人化のことばかり思う
●法人化
11月はヒマそう、と書いたけど全くそんなこともなくて、まあまあ気ぜわしい日々が続いている。
そんな中思うのは、いまやっている仕事を個人事業主から法人化することだ。忙しいので多少売上が上がっていて、そういうことを考える感じになっている。
しかし、この忙しさがどこまで続くのか(僕にそんなに継続的な発注があるものなのか)がよくわからず、いつもなんとなく考えがしぼんでしまう。
斎藤さんは法人にすればもっとバリバリ仕事が来ますよ、と言われたことがあるが、そういうもんなのかな。別に個人でも法人でも同じじゃないですか? と言う発注主もいる。わからない。
取引をするときに法人格が必要になるケースがままある、と聞いたことがあるが、いままで仕事をしてきてそんなことは一回もなかった。わりと大きい企業でも個人と直接取引をしてくれる。もっとも僕には法人格が必要な仕事が見えていないだけかもしれない。
誰かアドバイスくれ。ください。頼む。
●フリート機能
TwitterにInstagramのストーリーのような機能が実装された。なんとなくTwitterマーケティングの終わりを感じさせるものがあるが、どうでしょうか。
●スマホのキャリア変えた
スマホのキャリアを変えたら、街中で普通につながらないエリアがあったり、通話音質が著しく低くなったりした。絶妙な不便さで、はっきり言ってかなり興奮する(楽しい)。本当はまたキャリアを変えるべきなのだろうが、変えるのが惜しい。
●飲み会
某オウンドメディアの担当者と飲みに行った。おじさん二人飲みである。担当の人は「本当に何でもない雑談が大事ですよね」となんども言っていて、僕も全面的に同意していた。
要は、さみしいということだ。おじさんがさみしさを持ち寄って慰めているのだ。なんか不気味に聞こえるかもしれないが、こういうことはあるので、社会が認めていくべきである。
オンラインはさみしさを加速させるところがあると思う。僕は本当にコロナでさみしさというものがよくわかってきた。
●棚を買った
リビングに置くでかい棚を買った。でかい棚の存在により、マンションの収納状況が変わり、細かく模様替えや整理が発生している。家がどんどんきれいになっていく。楽しい。