サイレントマジョリティー
これは本当に恥ずかしいのですが、アイドルの歌で
君は君らしく生きていればいい
ってサビでいうやつがあるんですが、わたしは、わりと自分らしく生きようとがんばっているふしがあるので、歌番組で不意にかかるとなんか泣きそうになってしまう。
でもこれ、作詞は秋元康だかんね! チックシヨー だぜ!
2016年の斎藤充博はこんなにウケていた
みんな~! 年末やることが何もないみんな~!
ぼくが今年こんなにウケていたってまとめを読んでみませんか! そう、2016年は大量のヒット記事があるんです……。見逃されているのつらいじゃないですか……。一度読んで読み捨てられるのもなんか納得いっていないんです……。何度も読んでほしいんです……。
ウケた記事ベスト5
というわけで、今年書いた記事をウケていた順にまとめてみます。媒体によってはPVを教えてくれないところもあるので、だいたいのぼくの印象も含んだランキングです。
1位
ライター8年くらいやっているけど、その中でも一番のPVかも。小さい頃からの恨みつらみのパワーは強いな。
2位
ツイッターで2万RT行っています。「睡眠大好きな指圧師」ってありそうでないすごいキャラですよね。自分で言っていることなんだけど。
3位
スマートニューストップ掲載。はてなホットエントリ掲載。
今見返すと酔っぱらっているとしか思えない文章ですね。
4位
自撮りネタってことでウケる気はしてました。マンスーンさんとか藤原麻里菜さんとか為房さんとか宮城さんとか、登場人物がネット的に豪華なのも見どころです。
5位
超ヒット映画の「君の名は。」に関して言いたいことをとりあえず全部言ってみる記事。途中「あの模様は組紐では作れない」っていうすごいスクープも判明します。
チャレンジングな記事3選
メチャクチャな記事も書いているので、こっちも評価してくれ~。いわば2016年裏ベストです。
ITmediaさんとの初の仕事がこれだった。でもこれ「健康器具をガジェット紹介記事のフォーマットで書く」という、ITmediaを皮肉っている企画なんですよね。しかもこの企画を提案してきたのが、ITmediaの担当さんという……。あまりのことに興奮してしまい、文章がキレッキレになっています。
牛も人間と同じように肩がこるのか? という疑問を解決するために福島県まで行っています。そのうえでの結論が「人間と牛は同じだ!」。早すぎたユートピア。
減価償却をカステラで例えるという記事。クライアントは会計システムの会社なのですが、OKでて自分の会計知識に自信が持てました。
マンガ始めました
今年からウェブマンガを描くようになりました。もうマンガ家といってもいいかもしれない。連載物なので全部チェックしておいてほしい。
コンピュータ・メモリーズ
月に2本のペースで連載。もう13回までいっています。「ちびまる子ちゃん」みたいな思い出マンガですが、主人公が成長しているのが特徴です。未就学児童から始まって現在は中学生に。
神出鬼没!バイトセルフケアマン
月に1本で連載。いろんなバイトに出没して悩みを解決してくれるバイトセルフケアマン。これは描いていて毎回スッキリしますね。自分がヒーローだから!
マッサージOLのマサ子ちゃん
月に1本の連載。マンガの原作です。作画の人が別にいるので、ちょっと長めのストーリーを考えています。太極図のように交じり合いながらも反発しあう黒木と白川の運命は……? みたいな感じ。
そのほか始めた新しいこと
意外な仕事もやっています。
記事のプロデュース
国家資格を持っている治療家の人にお願いして、健康記事を書いてもらっています。企画出しを手伝ったり、文章の再構成をしたり、イラストを追加したり。編集という仕事は初めてなんで、おっかなびっくりやっています。
まじめインタビュー
自分が全然出てこないタイプのビジネスインタビュー記事です。
本当のベスト記事はこれだ
さて、ここまでいろいろ書いてみましたが、PVや新しい試みに惑わされない自分の中の本当のベスト記事はこちらです。
プレーリードッグを並べているだけ。でもやっぱりかわいい。自分で時々読み返すもんね。ブックマークに入れておくといいよ。
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mitsuhirosaitou.hatenablog.com
今までに書いた記事をすべてまとめるページも作っています。そうです。なにがなんでもおれは記事を読ませたい! 2017年ずっとヒマつぶせるくらいの量があるぞ。
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今年の執筆量数えたんですが、記事やらまんがやら全部含めて110本くらい書いているんです。なんかの病気かよって感じですが、たぶん来年もいろいろやってゆくような気がしています。
もう斎藤飽きたなんて言わずに、いや言ってもいいんだけど、それはしょうがないことなんですけど、どうぞよろしくお願いいたします!
文章は努めて適当に書く
ぼくみたいな体験レポートを書くライターの話。
キチンとした文章を書こうとすればするほど、誰かのマネになってしまう。だから文章を書くときはなるべく適当に書いたほうがいい。ぼくは努めて適当に書いている。ただ、適当に書くというのがものすごく体力がいるな、と思う。
キチンとした文章は、コンパスや定規を使って図形を使って書くこととに似ている。これは、道具の使い方をわかっていればある意味誰でもできることだ。
適当な文章は、コンパスも定規も使わずに自分なりの直線や真円を書こうとすることに似ている。すごく大変でしょ。でも、自分の中にだけある、曲がった直線や、歪んだ円をちゃんと見せていきたいと思う。そこが個人が書いていておもしろい部分だと思うし、価値のあることだと思うからだ。
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よく「良い文章の書き方」みたいなものを見るが、完全に最適化されると、たぶんロボットでも文章は書けるようになる。そこに抗うには、やっぱり個人個人の持っている適当さを前面に出してゆくのがいいんじゃないかな。
まんがを描くと心の癒しになる
仕事でまんがを制作することが多くなった。
理由は全く分からないけど、まんがを描いていると、どこか心が癒されているような感覚になるときがある。作画ではなくて、話づくりをしているときにそうなる。
コンピューターメモリーズは自分の小さい頃のことを思い出すことによる癒し。
OLマサ子は会社員時代のうまくいっていない自分に対してのエール。
バイトセルフケアマンは自分のヒーロー願望を消化している。
本当に気持ちいいのだ。世の中にアマチュアのまんが家がとてもたくさんいる理由がわかった。
ただし、こうしてメディアに載せているものは読者に向けて描かなくてはいけない。自分のために描くって部分はほどほどにしないとな……とは思う。
小説家への信頼感
小説を読むときの「作者への信頼感」みたいなのすごい。
おもしろくなくても、よくわからなくても、最後まで読むときっとなにかまとまったものが得られるんだろうなと思って、その期待感で読む。
ウエブ記事ばかり書いている身としては、このあたりで読者離脱ちゃうんじゃないか? って思ってハラハラしちゃう。
大きなお世話だけど。