ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

コロナウィルスを不安がるだけの文章3

5年後に読み返したらおもしろいかな(つまり今のタイミングではおもしろくもなんともない)と思って書いてます。

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政府が緊急事態宣言を出した。しかし、休業を自粛する業種や実施時期について、都とうまくいっていない。都はつよく自粛をうながしたいが、政府はもっとゆるくやりたいようだ。ハッキリ言って、グダグダである。

 

東京都知事はユーチューバーのヒカキンとコラボして、若年層に対するコロナウィルスの啓蒙インタビューを作った。これは都知事とヒカキンの株を大いに上げている。

 

一方、首相は星野源の「うちでおどろう」の演奏動画と共に、自らが家でのんびりと過ごしている動画をあげた。コラボではなくて、恐らく首相が勝手に編集している動画である。この動画のひどさがすごい。全方向にありとあらゆる意味でひどくて、本当にびっくりした。

 

僕は以前にテレビを見ていて「もう日本はおしまいだ!!!」と思ったことがある。

 

東日本大震災のとき。当時の首相が指示で爆発した福島の原発にヘリコプターが水を運んでいって、上空から水を掛けたのだ。ヘリコプターは水をそんなに運べなくて、原発にもチョロッとしかかからなかった。

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https://gigazine.net/news/20110316_helicopter/

 

ものすごく危険なわりに、ぜんぜん意味がないことは、誰の目から見ても明らかである。これを見て僕は「ああ、日本はもう完全に終わるんだな」と思った。

 

そして今回の首相の「うちでおどろう」の動画を見て僕はまた同じように「ああ、日本はもう完全に終わるんだな」と思ってしまった。トップがとてもわかりやすく、めちゃめちゃおかしなことをしている。それをよかれと思って国民に見せつけている。

 

でも、僕の予想は外れるものだ。ヘリで原発に放水してから9年経ったが、別に日本は地震でも原発事故でも終わりにならなかった。今回の首相の動画はひどいけど、それで日本が終わりになるかというと、きっと別問題なんだ。世界は複雑だから、トップがメチャクチャなことが、即おしまいにつながるとは限らない。そうだといいなと思う。

 

 

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