オウンドメディア「みんなのごはん」が終了して
ちょっと前に「みんなのごはん」が終了した。Webライターの人達の間では話題で「あのメディアが終わってしまうとは……」といった雰囲気になっていた。
ただ、「みんなのごはん」は6年間続いていたのだ。平日は毎日2本以上の記事を更新するという密度だった。それが移り変わりの早いこの時代に6年間も続いていたのだから、あれは成功していたんじゃないかと思う。
(逆に立ち上げ時に「10年以上は続けるオウンドメディアを作るぞ~」という気持ちでやっているところもないだろう)
だから、僕の感想としては「残念だけれどもこんなもんかな」という感じである。
さらに同時期に有名なWebメディアのいくつかが終了したことで、「オウンドメディアはもう流行らないのでは」という記事も見かけた。
でもそもそもオウンドメディアってそんなに流行るものなのだろうか。一つの事業会社による継続的なコンテンツの制作。テレビで言えば一社提供の5分間番組みたいなものだろう。そういうのって昔からあるし、上品でいい番組が多いけれども、あれがすごく流行るという状況も奇妙だ。
制作側は、ちょっとバブル的な流行りを求めすぎているんじゃないかなと思う。淡々とやりましょう。