ハワイ行ったらマグロを食え
9月にHISでハワイ旅行に行ってきた。新婚旅行である。ハワイはものすごく楽しかった。
ほら、僕はインターネットで「身の回りにある些細な楽しいこと」をすくい上げて記事にしているじゃないですか。でもハワイなんて行ったら、そういうのはもうダメだ。世界の有数のリゾートは暴力的に私の感性を踏みにじった。
そのくらい良かったのだ。
ハッキリ言って9月はろくに仕事にならなかった。今でもハワイのことを思い出してぼんやりしてしまう。
ここから自分なりにハワイの良かったところを書いてみたい。
1.マグロがうまい
ハワイってのはアメリカだから、ハンバーガーとかステーキとかがおいしいんだろうと思っていた。確かにそういう物もうまい。
だけどハワイに行く機会があったら、絶対食べて欲しいのは生のマグロだ。ハワイは近くの海でマグロが捕れる。そのマグロは、冷凍しないでホノルルに水揚げされるのだ。日本じゃ冷凍しないマグロなんてそうそう食べられないでしょう。それがそのへんのスーパーとかコンビニで食べられる。
マグロのことをハワイで「アヒ」と言う。そのマグロを細かく切ってハワイ風のヅケにしたものを「アヒポケ」と言う。
アヒポケにはいろんな味があって、スパイシーなものもあるし、ソイソース味もある。ソイソース味は本当に日本のヅケと似ていて、うれしい。
ハワイの生のマグロはねっとり、もっちりしている。こんなマグロを今まで食べたことがなかった。あまりにうまくて滞在中に2回食べた。もっと食べればよかった。
右下のやつがアヒポケ。全然うまそうに見えないのがまたいい
2.カハラモールのホールフーズマーケットの総菜がうまい
高級住宅地の中にあるショッピングモールの、イケてるスーパーなんだけれどもここの総菜が異常にうまい。
量り売りの総菜。ローストポークとか。チーズマカロニとか。ビーフシチューとか。がっさがっさと入れてゆく。申し訳程度にブロッコリーも。
全部うまい。
サーモンのポケの手巻き寿司。これもねっとりしていてうまかった。
ホテルをワイキキにとったんだけれども、ワイキキは観光地であり外食が高い。さらにチップもある。ホールフーズマーケットは地域の人が普通に使う場所であり、チップもいらなくて、おいしくて、すごくよかった。
3.ビールがうまい
ワイキキにマウイ島のクラフトビールを出す店がある。
ここのビールが大層うまかった。
「ビキニブロンド」という陽気な名前のビール。ブロンドの店員が持ってきてくれた。すっきりとしたラガー。
飲み比べセット。左から「ダブルオーバーヘッド」(ダブルIPA)「ビッグスエル」(IPA)「ココナッツヒワ」(ポーター)「パウハナ」(ピルスナー)。
IPA苦手かもって思っていたけれども、旅のテンションで飲んだらうまかった。ビッグスエルは少し買ってきたので、ちょっとづつ家で飲んでいる。
日本でも買えないことはないんだけれども、かなり高い……。
これはノースショア(オアフ島の北)の方にあるラニカイという醸造所のビール。
うまい。でも正直味をあまり覚えていない。うまかったという幸せな記憶だけがあります。
これは別の店で飲んだラニカイのビール。甘くてすっぱい不思議な味。注文したら店員が「本当にこれでいいのか?」的な英語を喋っていたけれども、パーフェクトにオーケーだった。これは日本では買えないんだろうな。
というわけでフツーにハワイ良かった、というブログになっちゃいました。また行きたい。行けるのかなー。むかつく写真を最後に載せてみた。