ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

文章のうまさってどうすればいいのか

先輩のライターに酒の席で

「もっと文章がうまくなりたいですがどうしたらいいですか?」

って相談したことがある。

 

返ってきた答えは想像の斜め上だった。

 

「うまい文章っていうのは幻想なの。斎藤君はフリーライターしかやったことがないから、修行したいって気持ちもわかるけど。でも、逆におれは斎藤君みたいな文章って書けないしさ。いいじゃん。

おれは広告業界でも働いていたし、きれいな文章もたくさん書いたけど、フリーライターになってからは前職みたいな文章って全然書いてない」

 

ヒェー。圧倒的な現場感のある言葉ですね。そういうものなのか。

 

非常に納得できる答えなんだけど、「幻想」とまで言い切っちゃうのは、なんか怖い。うまい文章が幻想だとしても、下手な文章って明確にあるしなあ。

 

 

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