手品師のための即売会にいった
手品師に集団で論破されたい - デイリーポータルZ:@nifty
この記事で知り合った手品師の戸崎さんが主宰している「マジックマーケット」に行ってみた。
マジックマーケットとは、手品師向けの同人誌即売会。
この場合の同人誌とは「手品のタネ」が書いていある本のこと。この業界では「レクチャーノート」というみたい。テクニカルタームですね。
トーマさんのブースで売っていたレクチャーノートは、1冊3000円。高いのか安いのかさっぱりわからない。
試しに「ちょっと中身立ち読みしていいですか?」って聞いたら
「あ、多分一般の人が読んでも全然意味が分からないからいいですよ」とのこと。
読んだら本当に分からなくて、おおっという気分になる。
休憩所で休んでいる人たちは、みんなトランプを出してごちゃごちゃやっている。植田さんいわく
「あれはこの場で知り合った人たちが、お互いに初対面なのに手品を見せ合っているんですよ……地獄でしょ?」
手品地獄……。世の中いろんな種類の地獄があるなあ。
ちなみに、指圧師は初対面でお互いの肩をもみあったりしないし、ウェブライターも初対面でお互いの記事を読みあったりしない。
きっと手品師の人ってそもそもの性質がフレンドリーなんだろう。
最後に野島さんのブースで手品のタネを一つ買って帰宅。1500円。
とにかく異世界って感じで、よかった。