ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

恋愛相談に意味はあるのか

結婚してから、治療院のお客さんに恋愛相談を受けるようになった。

 

といっても、「この人なら的確なアドバイスをしてくれるに違いない」というよりも「ふーん。この人にもそういう感情があったのか。それならこういう話も通じるかしらね?」という感じ。期待しないのは多分正解だと思う。

 

ただ、何人かの話を聞いていて、ふと思ったことがある。「とにかくどんどん前に進めればいいんじゃないの?」ということだ。

 

つまり

デートに誘ってもいいか悩んでいる人は、誘うしかないし

告白してもいいか悩んでいる人は、告白するしかないし

ふられた人は、次の人を探すしかない

 

これを繰り返せばいい。というか、それしかないと思う。でも、本当にアドバイス通りに、そんなことが次から次へとできるとしたら、それは恋じゃないような気がする。なんだろう。恋よりも「営業」って感じがする。

 

もっとも、あんまりハッキリ言うのもアレだから、そこは言い方を変えながら、その人の気持ちによりそう感じ言葉を探っていくわけだ。ぐちゃぐちゃと。

 

なにかこう、話を聞かせる、なんか言い合う、反感を覚える、納得をする、モヤモヤする、みたいな一連の流れ、時間の費やし方って、たぶん意味がある。効率は悪いんだけど。人間だから、そういうことが必要になる。

 

たぶん、恋愛に限らず、全ての相談がそんな気がする。相談とはぐちゃぐちゃと時間を費やすこと。

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