ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

85歳くらいまで生きると穏やかに着地できる

在宅で開業しているドクターの講演を聞いた。テーマは「在宅での看取り」。

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85歳くらいまで生きるとどんな病気でも症状が穏やかになることが多い。楽に「着地」できる。70代くらいだとやっぱり苦しんで逝ってしまう人多い。


終末期で医学的にはほとんど効果がない治療でも行うことがある。家族と本人の「病と戦いたい」という気持ちを尊重するため。具体的には抗癌剤の使用とか。

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ドクターは高齢者が死ぬことを遠回しに表現しようとして「着地する」と言っていたのが興味深かった。死ぬことは悪いことじゃない、終末期の医療が一件落着、みたいな気持があるんだろう。

この話だと医療的には「楽に死ぬために長生きする」みたいな話になるのかな。

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