ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

あだち充の犬観

クーラー君

あだち充のタッチ読んだ。

絵の感じが好みじゃなかったから今まで避けていたんだけれども、すごく面白い。登場人物のモノローグがほとんどなくて、ぜんぶ行動で感情を表現している。映画みたい。

セリフもひとつひとつセンス良い。決めるところはすごく決めてくる。「ウソみたいだろ」とか「敬遠は一度覚えるとクセになりそうで」とかすでに有名すぎて知っていたけれども、出てくるたびにため息でちゃう。

一つだけずっと気になったのは犬の描写。犬じゃなくてなにか妖精みたいに見える。作中ずっつと幸せそうで、あだち充の犬観はかなり異常なんじゃないかと思った。

スポンサーリンク