ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

アマゾンのレビューを見るのが好き

これは本当に性格の悪い話なんだが、「名著」に低評価をしているアマゾンのレビューを読むのが好きだ。

 

ほとんどの場合、すごくズレたことをすごく自慢げに書いている。その愚かな様子はとてもいとおしく、娯楽として成立するレベルである。

 

もちろん名著であっても、読んだ人にとって評価が低くなることもあるだろう。そしてその理由を納得感のある文章できちんと説明できる人もいるだろう。しかしそういう人はアマゾンのレビューには書き込まないのである。

 

ネットにある有象無象の意見や書き込みというのは、このようにして楽しむ物だと思っている。

妻とジャンプマンガの話まとめ

妻がジャンプのマンガに触れた話をいろいろなメディアでかいていて、散らばっているので、ここにまとめておきます。

 

ドラゴンボール

www.yajirobe.jp

www.yajirobe.jp

www.yajirobe.jp

ダイの大冒険

card-media.money.rakuten.co.jp

ジョジョの奇妙な冒険

nlab.itmedia.co.jp

そば高い

最寄り駅から一駅先に自転車で出掛けて、そば屋に入ったのだが、 めちゃくちゃに高いそばだった。


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天ぷらぶっかけそば。これが1,800円する。埼玉県で食べるランチに払う金額ではない。銀座のディナーでも辛いと思う。

 

でも普通の盛りそばでも1,000円超えていた。だったらちょっと足して、天ぷらを入れてみようというのが人の心というものではないだろうか。

 

食べて見るとそんなにおいしくない。泣きそうになってしまった。

 

おいしくないだけでなく、量も少ない。夕方になったらお腹が空いてしまった。業務スーパーで買った食パンをモソモソ食べたら、また昼に味わったつらさがよみがえってきてしまった。

会社員から個人事業主になるひとに 2

前回の会社員から個人事業主になるひとにの続き。今回は知っておいた方がいい法律編です。

1.下請法

「会社員は雇用で守られているが、個人事業主は何からも守られていない」なんてことを言う人がよくいるけど、実際はそうではない。下請法という、個人事業主を守る法律がある。

いろいろな企業と仕事をしていると、下請法に違反した取引をしている企業はけっこうある。「それ、下請法に反しませんかね」と指摘すると是正してくれることが多い。指摘しても是正してくれないなら取引を切った方が良いかも。

下請法のざっくりとした内容については、この記事がわかりやすい(おれが書いた記事です)ので、合わせて読んでおくといい。

「下請法はスモールビジネスを守る"盾"のようなもの」マンガでわかるスモールビジネス用語 | スモビバ!

もう一つ、経済産業省が出しているフリーランスとの取引についてのガイドライン。これも読んでおいた方が良い。

「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」(案)に対するパブリックコメントの結果及び同ガイドラインを取りまとめました (METI/経済産業省)

実際に僕は契約書にあきらかにこちらが不利になる条項を入れ込んでくる企業に対して、下請法やガイドラインに反していることを指摘し、契約内容を変えてもらったことがある。

なんとなく「大企業の言っていることだから個人は従わなくちゃいけない」なんて雰囲気に飲まれている人は多そうだけど、大企業の法務であっても間違えることは当然ある。

2.著作権

 著作権はとても強力な権利である。クリエイター系のフリーランスだったら絶対に知らなくてはいけない。けっこう複雑で難しいので、Webで調べるよりも、まずはこの本を一冊読んだ方がいい。

強力すぎて、企業は取引するときに著作権を制限したがる(著作権譲渡しないと取引しない、など)。それに応じるかどうかは自分次第だが、決して「著作権を譲渡するのは当たり前」と思わない方がいい。僕も保持できるようなら、保持する方向に話を進めていく。そうそううまくいかないケースの方が多いのだけど……。

 

著作権が強力、というケースの例をあげてみたい。これは僕が実際に聞いた話である。

ライターのAさんが、企業Bに取材して書いたWeb記事を企業Cに納品した。企業Cは自社のメディアにこの記事を掲載。この時にAは著作権をCに譲渡している。

しばらくして企業Bからこんな打診があった。「先日のWeb記事がとてもいいので、弊社で販促に使いたい。Webに載せたり、印刷してパンフレットに載せたい」

記事の著作権を持っているのは企業Cであり、Aさんは許可ができない。ところが、企業Cには事情があって、自社メディアを閉鎖することになってしまったのだ。そうすると企業Cにとって記事の著作権は特段必要のないものである。

そこでAはこのタイミングで企業Cに記事の著作権を、戻してもらえないかを交渉する。結果、当該記事の著作権を取り戻すことができた。

そしてAさんは企業Cに対して、記事の掲載許諾権を有料で設定する。Aさんは最初にCにもらった原稿料以上の金額をBから得たという。

 

Web記事は著作権の譲渡が前提になっているケースが多い。しかしタイミング次第で、このように狙っていけるのもなんだな、と思う。

会社員から個人事業主になるひとに

友達が個人事業主になるかもしれないという。アドバイスをまとめていたんだけど、わりと誰にでも共通するような話なので、公開しておく。

読んでみると分かるとおり、このアドバイスにはわりと僕の主観が入っている。でも、そんなに間違ったことは書いていないと思う……。

 

1.確定申告

税務署に行って「開業届」と「青色申告承認申請」をする。何も分かっていなくていいので、何も考えずにこれはすぐにやるべき。税務署に行って「何も分かっていないけど開業届と青色申告申請したい」と正直に言うと丁寧に教えてもらえる。

確定申告は「青色申告」と「白色申告」があるが、事業規模や簿記の知識にかかわらず、必ず「青色申告」にするべき。ここで白色にするとメチャメチャ損します。白色申告は罠。

参考:売上がいくらになったら青色申告したらいい? 税理士さんに聞いてみた | スモビバ!
https://sumoviva.jp/article/1001723

確定申告は自分でやると面倒なので、税理士に丸投げしましょう。一般的な個人事業くらいの規模であれば、10万くらいで丸投げできるはず。

その一方で、確定申告の流れや概念を把握するために、一回くらいは自力で確定申告をしたほうがいいかもしれないも思う。税理士も間違うときがある。僕は税理士がひどい間違いをしていたのに気づいて、申告前に修正してもらったことがある。自分やったことがないとこうしたことにも気づけない。自分で確定申告をするときにはクラウド会計ソフトを使う。

どちらにせよ、領収書や請求書など、ありとあらゆる書類は保管しておきましょう。

売上高が1000万を超えそう、あるいは所得(利益)が600万くらいになりそうだったら法人化をする。

2.健康保険

国民健康保険はアホみたいに高い。できるだけ国民健康保険にはいらない道を探すのがいい。マンガ家だったら「文芸美術国民健康保険組合」など。

参考:健康保険料で損をしてない?フリーランスのクリエイターなら『文芸美術国民健康保険』も検討してみよう。【Webist】 | |Web・広告系クリエイター専門求人サイト
https://webist-cri.com/article/detail/4757

3.年金・資産形成

「iDeCo」「つみたてNISA」「小規模企業共済」がある。「iDeCo」と「小規模企業共済」は仕組みが似ているけど、小規模企業共済の方が圧倒的に制度面で優れている(つみたての範囲内での貸付)があるので、こちらを優先的に利用するべき。併用もできる。

参考:小規模企業共済・iDeCo・つみたてNISA、フリーランスが断トツで最優先すべき積み立てはコレ | Mocha(モカ)
https://fpcafe.jp/mocha/2513

4.その他

・取引先が多くなってきたら請求書作成にオンラインツールを使うといい。「MISOCA」など。かなり便利。

・そのほか、業務を楽にしてくれるような有料のサービスはどんどん取り入れていった方がいい。

・会社を辞めた次の年から住民税を自分で支払うことになるので、とんでもない額の請求が来るけど、我慢して支払うしかない。

・フリーだと「クレカの審査が通らない」「マンションを借りるときに審査が通らない」なんてことをよく聞くけど、自分の場合は今までそういうことは一切なかった。でも住宅ローンは無理だろうなと思う。

 

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