ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

週報 出来すぎた光景

休んでいた週報を再開しようと思う。休んでいたことに理由はないし、再開することにも理由はないです。

 

粗大ゴミ3つ出す。一仕事であった。
午前中にオンライン会議。新規メディア立ち上げの話が2つ出た。一つはうまくまとまりそう。もう一つはまだわからない。
午後にマンガの作画などする。
夕方からオンライン会議。ここには企画出しを中心に関わらせてもらっている。
夜に銭湯に行く。銭湯はよかったけど、ガチの彫り物している人が二人いた。そのまま一人焼鳥屋に。緊急事態宣言後、初の居酒屋である。生ビールが心にしみいった。

 


午前中にメールなど調整。
午後はマンガの作画。マンガの作画は淡々と進んで気持ちがいい。身体は疲れるけど。
夕方に企画出し。
今日は宅配便が4回も来た。ネットショッピングしすぎである。

 


ウーバーイーツを使わなくちゃいけない企画がある。でもなぜかウーバーイーツがうまく認証してくれなくて、注文ができない。なぜだ。試行錯誤して1時間ロス。問い合わせをしたら「この回答には時間がかかりそうです」との返答が来た。
マンガを1本納品。
いろいろと滞っていて(ウーバーイーツがうまくいかないのもその一つ)、午前中にしてやることが完全になくなった。
そんなときにゼノブレイドというゲームが届いたのではりきってやる。
夕方に一件ミーティング。
夜にウーバーイーツから返事が来た。

 


朝から自宅で企画を実行する。
その後に原稿の修正など。
仕事が午前中にすべて終わったのでゼノブレイドにいそしむ。
自粛期間にモリモリ体重が増えてきてしまったので、あすけんを導入し、課金する。
ゼノブレイドにいそしんだ結果、だんだん面白さがわかってきた。

 


打ち合わせに行く。対面の打ち合わせは久しぶりだ。


打ち合わせに同席していた広告代理店の人が、「その辺の路上で江ノ島くんを見たことがある」という。

江ノ島くんは両手にコンビニで買ったと思しきホットスナックを持って、食べながら歩いていたとの事。
「あまりにも出来すぎた光景で、これはデイリーポータルZの撮影なのかなって思いました。でも周りにカメラはなくて……」
実にいい話である。


打ち合わせの後にスーパー銭湯に行って、サウナ3セット。そのまま飲む。
金曜はこうじゃなくちゃな。

 

熊という生き物

テレビで観光農場にいる熊を見た。熊は人が檻の近くに寄ってくると、手や足を広げて、おどけてみせる。そうすることで人がエサをくれることがわかっているんだろう。

 

それはかわいいものとしてテレビには映っているようだが、僕はその光景を本当に恐ろしいと思った。

 

熊は食物連鎖の中でもほぼ最上位だろう。人間だって捕食の対象である。そんな生物が非力な人間に対して媚を売る。それは即ち、エサのためなら手段を問わずになんでもやるし、それ以外のことは考えていないということだ。

 

しかし僕は熊のように生きたい。そんなことを思った。

コロナウィルスに出口が見えてきた、とみんなが言っていたときの日記

東京都の新規感染者が一桁台になってきた。大阪などでは緊急事態宣言が解除されてきた。仕事のメールやオンラインミーティングなどでは「そろそろ出口が見えてきましたが、いかがおすごしでしょうか」みたいなあいさつが飛び交っている。

 

僕も外出自粛がそろそろしんどくて、たまに家の近くで外食に行っている。王将の温玉麻婆豆腐麺を食べたらあまりのうまさに発狂しそうになった。外食特有の、的確に人間の味覚の弱点を突いてくるあの感じ。たまらん。

 

自粛期間中に、仕事がいくつか飛んだが、それを埋め合わせるように別の仕事が入ってきて、(家で一人で記事を作れるタイプのライターだと認識されているっぽい)そんなに減収ということにはならなかった。

 

さすがに首都圏でも5月末には緊急事態宣言は解除されるんじゃないかと思う。また新規感染者は増えるのだろうけど、その時はまた緊急事態宣言をすればいいわけで、画期的な治療法や予防法ができるまで、あるいはもうみんなが「いいや」って思って諦めるまで、その繰り返しをするんだろう。

 

ここからはコロナとはあんまり関係のない話をします。

 

とある政治問題があった。体制側が作る新たな法律がどうもうさんくさい、これは反対の声を上げるべきではないのか、という流れがSNS上にあった。

 

これ自体はよくあることなんだけど、今回はちょっと大事になっていて、ポップアイコンみたいな歌手がその政治問題に対してSNSで反対を表明したのだ。

 

多くの賛否両論がでた。いわく「歌手ごときが政治問題に口を突っ込むべきではない」、反対に「歌手が政治問題を口に出してはいけないのはおかしい、なんでも自由に言ってもいいはずだ」。

 

僕は「歌手であってもなんでも自由に言ってもいい」側の人間である。

 

しかし、しかしだ、

 

絶大な人気を誇るポップアイコンが「自分と真逆の政治主張をSNSで突然述べてきたら」

 

ということを考えるとけっこう恐い。罵声をポップアイコンに飛ばす人の気持ちがわからないでもない。僕が「歌手であってもなんでも自由に言ってもいい」と思うのは、その歌手と自分の意見が比較的近いから、という可能性が高い。

 

体制側はSNSの意見を気にする形で一度立法を取り下げた(実はこの後もいろいろあるんだけど……)。この立法自体が取り下げられるのはいいことなんだけど、正直SNSのバズみたいな現象が積極的に政治に影響を与えるのって、そんなに手放しに喜んでいられる現象なんだろうかと思う。

 

もしも体制側がSNSやポップアイコンを取り込んだら、どんどん地獄みたいなことになるのでは……。そう思ってしまうのだ。

 

 

ただ、対抗策としてはいろんなポップアイコンがそれぞれの政治的な立場を表明ことだと思う。政治的な立場を表明するのが普通になれば、特段着目されるようなことにもならないので……。

 

家に閉じこもっていると、ワイドショーとかツイッターばかり見てグルグル考えてしまうね。

不安に反して

1か月くらい前(4月12日)に「もう日本はコロナウィルスで完全におしまいになるんじゃないのか」という不安をブログに書いた。

 

コロナウィルスを不安がるだけの文章3 - ふしぎブログ
https://fushigishiatsu.hatenablog.com/entry/2020/04/12/144938

 

この時点では本当にすべてが超恐かった。欧米ではガンガン人が死んでるし、メディアは「2週間後には日本もニューヨークになる」って言うし、首相は犬をなでてるし。

 

でもあれから新規感染者はどんどん減ってきていて、いまは東京では一桁台である。依然として心配はあるんだけど「コントロールできた」という実感はみんなの中に強く残ったんじゃないだろうか。なんというか、心の底から「ホッ」としている……。

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でもその反面、なぜ日本がコントロールできたのかは未だに謎っぽい。

 

・BCG説

・HLA説

・ウイルスの株が違う説

・新型じゃないコロナウィルスの抗体があって、それが新型コロナウィルスを感染を防ぐのにも役に立っている説

・日本人はマスクをつけることに抵抗がないから説

・日本人はきれい好きだから説

・三密を徹底したのがよかった説

・日本人はやせているから重症化しない説

・みんなが自粛をがんばったから説

・自粛には意味がなくて、実は海外からの渡航禁止したからよかったんだよ説 

・政府の対応は遅いように見えて遅くなかった説

 

いろんな説が出てきていて、説は今後も増えそう。真相は2~3年くらいしたらわかるのかな。

 

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あまりにも髪が伸びたので散髪に行った(こういうのも「気の緩み」と言われてしまうんだろうか、まあそう言われたらそうかもしれない)。美容院は時間を短縮し、スタッフの数も半分程度だった。そのせいか、予約はかなりとりにくい状況になっているという。

 

オペレーション自体もちょっと違う。シャンプーをしてもらった後に、いつもは温かいおしぼりを手渡されるのだけど、自分でおしぼりウォーマーからとるように言われた。また、散髪中は美容師も客もマスクをつける。

 

髪を切ったら明らかに気分がよくなった。身だしなみって大事なんだな。

 

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外に出ない自粛生活をしているから、お金が貯まるだろうと思っていた。でも意外とコロナ関連の出費もそこそこある。

 

・ウェブカメラ

・相場よりちょっと高いマスク

・酒造メーカーが作ったちょっと高いアルコール消毒液

・「生産地を応援しようキャンペーン」みたいなやつにつられて買った、カニとウニなど

 

はやく10万円振り込こんでくれ。そういえば政府が配っているマスクもまだ届いていない。

 

それにしてもここ2か月で、世間の空気ってすごく変わった。6月に入ればまた変わるのだろうか。こういう当時の空気感ってみんなすぐに忘れてしまうので、また書き留めておきたい。

アフターコロナ、ウイズコロナの世界

「自粛要請」だけじゃそうそう新規感染者は減らないだろう。そう思っていたんだけど、新規感染者数がかなり少なくなってきている。すごいなー。どういうことなんだろう。

 

ところで、コロナ後の世界は以前には戻れないし、社会全体をアップデートしてゆくべきだという論調をよく見る。

 

でもここにきて、コロナの前も後も全く変わらないのではないかと思うようになってきた。あと1年くらいすれば(あるいは半年で?)、マジでみんなコロナのこと忘れているんじゃないか。

 

今後は対面での仕事屋やリアルイベントをやらなくなると予想している人は多いけど、真逆になるような気もする。むしろリアルの価値がめちゃくちゃ高くなる。以前からそういう傾向はあったけど、それがもう、イヤになるくらいに加速する。

 

僕も音楽ライブなんてそんなに好きじゃなかったけど、なんかいまはすごく行きたい気分だ。

 

来年に東京オリンピックなんて できるわけない、と思っていたけど、案外しれっと開催していたりして。

 

何故そうなるのかという、根拠をあげることは難しい。だけど、なんというか、それが、the・人間の本性~~~という気がするのです……。

 

予想は楽しいので、1年後に答え合わせしましょう。

 

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