ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

修行しない

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ねとらぼにプリンターの広告記事を書いた。広告記事なんだけれども、中身は僕のマンガの書き方の紹介だ。

 

「マンガのデジタル作画」なんというと、非常にハイレベルなマンガを想像してしまう。奥浩哉とか。でもデジタルの機能を全部「描き手の省エネ」に使うとこんな感じになる。

 

「低品質でも良いからガンガン発表してお金をもらう」という精神を持っていると物事が前に進みやすい。宇宙飛行士とか、医者とかでもないかぎり「自分はまだ修行中だからお金を取れる身分じゃない」とか考えない方が良い。

 

そういう精神を持っているとわりといろいろなことができると思う。そもそもマンガにおける「低品質」とはなにか、と考えると、それはただの先入観なのかもしれないし。

 

話はじゃっかん飛ぶんだけれども(実は飛んでいないんだけれども)、ライター仕事において師匠やメンターをやたらと求めるのも良くない。いい師匠を探しているうちにすぐに時間がたってしまう。

 

そういう人間関係やコミュニティに頼ろうとすると、その中以上の仕事ができなくなってしまう。「ライターはいい編集者に育ててもらうもの」みたな発想は、甘い。自分で勝手に育ちましょう。

 

文章なんて見れば内部構造が全て明らかになっているんだから(スペースシャトルは見ても構造がよくわからない、人間の体も外から見て内臓はわからない)、発表されているいい文章を見つけたら真似すれば良いだけの話だと思う。

 

なんか説教臭くなってしまった……。記事の中で、さっさとマンガを書き上げて鳥貴族に行きたいとかひどいことを書いていたのに……。

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