ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

文章は努めて適当に書く

ぼくみたいな体験レポートを書くライターの話。

 

キチンとした文章を書こうとすればするほど、誰かのマネになってしまう。だから文章を書くときはなるべく適当に書いたほうがいい。ぼくは努めて適当に書いている。ただ、適当に書くというのがものすごく体力がいるな、と思う。

 

キチンとした文章は、コンパスや定規を使って図形を使って書くこととに似ている。これは、道具の使い方をわかっていればある意味誰でもできることだ。

 

適当な文章は、コンパスも定規も使わずに自分なりの直線や真円を書こうとすることに似ている。すごく大変でしょ。でも、自分の中にだけある、曲がった直線や、歪んだ円をちゃんと見せていきたいと思う。そこが個人が書いていておもしろい部分だと思うし、価値のあることだと思うからだ。

 

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よく「良い文章の書き方」みたいなものを見るが、完全に最適化されると、たぶんロボットでも文章は書けるようになる。そこに抗うには、やっぱり個人個人の持っている適当さを前面に出してゆくのがいいんじゃないかな。