予備知識なしで二子玉川駅行った
「一度も行ったことない駅で降りてみよう」と思って二子玉川駅に行ってみた。
たぶん、河川敷があるのだろう。コンビニでビール買って川見ながら飲んだりしたら楽しいかな…なんて思っていた。(本当にここについて何も知識がない)
しかし行ってみたらどうだ。
駅の構内にブックファーストとスープストックがあって「これはただの駅じゃないぞ……」と気付き始める。
改札を出たら、もうお祭り。見たこともない価格帯高そうな飲食店がたくさんあって、その一つ一つに行列ができている。路上で外車売っている。小型犬に着せて散歩させている。手にはスタバのカップ。
そこを潜り抜けて、なんとなくショッピングビルの方行ったら、そこには噂に聞いていた「蔦屋家電」があった。
蔦屋家電は知的おしゃれ概念を具現化したような場所で、白昼夢かと思った。よく「スタバでマックブック開いてドヤ顔」みたいな揶揄があるけれども、本当にそれをやっている人が佃煮できるくらいたくさんいる。
ぼくもなんとなく空気に当てられて「編集会議」というクリエイティブ雑誌を買ってしまいました…。
ショッピングビルの先に行くと二子玉川に面した公園がある。ふわふわの芝生が敷き詰められた土手が、ちょうどいい角度になっている場所があって、まるで天然の巨大な座椅子のよう。
寝そべったら気持ちよかった。雲までいい形だった。本当に二子玉川はいい町。住みたい。
適当に行った町に住みたくなるって、こんないい日はないな。