フリーランス的に充実した日
午前中に真面目な原稿を一つ上げた。いろいろ書いてけっこう良くなったし、多分大丈夫だろうと思う。
午後に大物作家のインタビューに手を付ける。とりあえず3000字書いた。こっちはまだわからない。けどなんとかなる気がする。
その後ねとらぼに打ち合わせに行く。非常に充実した打ち合わせだった。特になんも決まらなかったけど、ここからそのうちなんか生まれるであろう……。こういう抽象的な打ち合わせをやってもらえるとは思わなかった。
そのままねとらぼの新年会へ。酒の飲みながらゲームをやったりして、非常にサブカルチャーぽい。
みくのしんに挨拶してもらったので「おおきちの悪口でも言おうか?」って言ったら「今日はハレの日なのでおおきちの話はやめましょう」と言われた。
このくらいポンポンと予定をこなすと、フリーランス的には大変に気分がいい。
フリーランスだからなのか、自分の性格なのかわかんないけど、ギュッと忙しい日は好きだな。
「手をつける」というタスク
最近ちょっとした仕事のコツを見つけた。
まずタスク管理のアプリを使う。しかし、タスク管理って大体の人が大きな目標を設定しがちだと思う。例えば
□1/25 原稿を納品する
みたいに。でも、原稿を納品するには遠い道のりがある。これは大きなタスクなのだ。そこでもっと気軽に消しこめるタスクを設定する。
□1/24 原稿に手をつける
□1/25 原稿を納品する
そう「手をつける」というタスクだ。これならちょっとでも触れば、そのタスクが完了するので、消し込みがしやすい。消し込みするとなんかうれしい。
だいたい、原稿制作って「手をつける」のがけっこうおっくうなのだ。それがうまく解消できる。さらに原稿制作において早めに「手をつける」ことはものすごいアドバンテージになる。
けっこう使えるネタではないだろうか……。しかし、この方法では、タスクを作るのがいちいちめんどくさいというのは、ある。それならば。
□タスクを作る
タスクを作るというタスクが必要かもしれない……。
第4回webメディアびっくりセールに参加した
新刊「BLを完全に理解したのでまた自分を素材に作ってみた」と「未経験からライターで食べていくのにはどうしたらいいのか」をひっさげてwebメディアびっくりセールに参加。
会場にはたくさんの人がいた。ほんとこんなに人がたくさん集まっているの、すごい。完全にお祭りである。思わず目が細くなり、遠くを見つめてしまう……が、売り子をしているのでそんなことをしている場合ではないのであった。
本の売れ行きは、まあまあって感じ(正直もうちょい売れてほしかった)。「BLを~」よりも「未経験からライター~」の方が売れていた。やっぱりこれは客層がそうだからでしょうね。
読んだ人の感想がわからないのが不安である。webメディアと違ってみんなちょっとづつ読むからすぐは届かない。2冊とも、ほめられるパターンも、けなされるパターンも両方考えられる本だ。
買ってくださったみなさま本当にありがとございました。感想などあったらfushigishiatsu@gmail.comまでよろしくお願いします。
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さて、僕もざっと会場を見て本を2冊買った。
「OLから圧倒的な支持を集めるインフルエンサーっぽい文章が書けるようになる本」」
(まだ読んでいないけれども)意地悪っぽい内容を期待して購入。
「コワーキングスペースの運営の教科書」
あんまり想像のしたことない仕事なので、どういう工夫が必要なのか単純に興味をひかれて購入。
読むのが楽しみ。
くぐつ草のカレー
吉祥寺で大物作家にインタビュー。同行してくれた編集者がかなり頼りになる人で、滞りなく終わった。助かった。
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吉祥寺名物の「くぐつ草」に行ってひとりカレーを食べた。
ここはあなぐらのような場所で、かなりおいしいカレーを食べることができる。店員は人形劇の劇団の人らしい。店名の「くぐつ」は傀儡にちがいない。
どうだ、へんな店だろう。
ライターで食うという文章を印刷する
webメディアびっくりセール4に持っていく「未経験からライターで食っていくにはどうしたらいいのか? 超初級編」を半日くらいかけて家のプリンタでガーガー印刷していた。
webメディアびっくりセール4に出す「未経験からライターで食っていくにはどうしたらいいのか」作りました - ふしぎブログ
印刷していると不安になる。もっと違う言い回しをすればよかったとか。もうちょっと追記しておけばよかったとか。でもそんなこと言っていると無限に終わらないので、これでもういいんです。
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それにしても、印刷していると、なんで一々印刷しているんだろうという気がしてくる。家庭用プリンタでは一度に大量の印刷を想定していないために、完全にプリンタ任せにできない。けっこう大変なのだ。
もうデジタルデータの販売でいいのではないのか。ダウンロード用のQRコードを渡して、それをお金と引き替えに渡すとか……。
でもなあ……。即売会だしなあ……。
そんなことを印刷してホチキス止めしながら思った。
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ところでライターを目指している人からすると「フリーライターで食っていく」というのは、とてつもなく大変なことのように思えてしまうのではないだろうか。
(大学に入っていない人は大学に入るのがなんかすごいことに思えたり、結婚したことのない人は結婚がなんかすごいものに思えるのと同じような感じで)
実は「食う」くらいのレベルだったら全然大変ではない。文章を書くというのはちゃんとお金になることなので、仕事としてやっていれば「食う」くらいできるのは当たり前である。
コンビニとかガソリンスタンドとかにバイトで入って、週5でがんばって働けば、まあ、食っていけるのと同じ。
つまり、非常に「低い目標」について書いた文章ということです。これは。
そういうことを書いている人ってあまりいないので、この冊子はやや新しいかもしれない。