アフリエイトはおもしろい
このブログにはグーグルアドセンスを入れている。そんなに稼ぐようなブログじゃないけど、お金というパラメーターが入ってくるのはおもしろい。PVとはまた別なんだな。
全力で運営したらそれだけで生活できるような感じもある。実際そういう人をネットで見かける。
アフリエイトで稼ぐメソッドがかかれているブログはゲームの攻略本みたい。ハマる人がいるわけもわかる。
もっともぼくは全然そこまでやろうとは思わないけど……
たまにアマゾンのアフリエイトを貼ることもある。こっちはグーグル以上に稼げないけど、このブログの訪問者がアマゾンに行って何を買ったかがわかる(詳しくは調べてみてください)。これもおもしろい。mixiのあしあと的な息づかいを感じる。
古本屋と出版社
神保町にある出版社にいったら受付に「古書店マップ」なるものがあった。出版社と古本屋って、利益を食い合うものだと思っていたのだけれども、意外と仲がいいのふしぎだ。
神保町という町もふしぎ。交通の便がわるく、出版社と古本屋とスポーツ用品店ばかりがある。あんな変な町他にないと思う。
ツイッターの中に隠れる詩
ツイッターでおもしろいなあ、と思うのは詩を書いている人たちだ。でもそれは一見詩に見えない。ふつうのつぶやきのように見える。
詩には制約がある。文字数がきまっていたり、韻律をつかったり、規定の言葉をつかったりする。ツイッターの詩にはそういう制約はない。ただ「一見詩に見えないようにする」「ふつうのつぶやきに擬態する」というところが制約だと思う。
こういう詩が投稿されるのはツイッターならではだ。ツイッターでできることなんて他のSNSでもできるのに、見かけたことがない。
このツイッター詩、ちゃんとわかるひとにはわかるようでおもしろい。おもしろいツイッター詩を書く人はちゃんとフォロアーが付いている。
「隠れている」という特徴があるから、未来に向かってアーカイブされることもないんだろうと思う。見たとき、その時だけの詩というのもいいなと思う。
ズッコケ結婚相談所はほんとすごい
児童文学「ズッコケ三人組」を何冊か読み返したのだが、意外と内容がむずかしくて驚いた。
特に『ズッコケ結婚相談所』は両親の結婚と離婚がテーマ。ここで語られている両親の離婚にまつわるエピソードはこんなのぶちこんでくるかという感じ。アルコール依存症、DV、記憶の捏造、おそらく不倫……。直接ではないけれども、浮き彫りにして書いている。
小学生にはとうてい理解できないだろうと思う。それでも、子どもなりになにか感じるところはあるんだろうな。
スカッとしたエンターテインメントの陰に隠れて、大人だからこそわかる暗い心理がある。自分は子どもの頃こんなストーリーをおもしろがっていたのか……。
十分大人の鑑賞に耐える本なので、買って読むのおすすめ。
枕カバー
僕の枕カバーを妻が洗ってくれた。うちはわりと「自分のことは自分でやる」的な運用で家事が進んでおり、こういうのは珍しい。
……しかし、枕カバーである。それを洗うということは……。
「枕カバー、くさかった?」
と妻に聞いてきたところ
「くさくないよ。なんとなく洗っただけだよ」
など白々しいことをいう。
そこで僕は妻の視線の方向に素早く移動する。
「もう一度おれの目を見て言ってくれ。くさかったのか?」
「くさく……ないよ……」
ここで妻がゲラゲラ笑い出した。
「笑った。やっぱり……」
妻の笑いは止まらない。
「そんなことないよ。なんでおもしろいんだろうねえ(ゲラゲラ)。ふしぎだねえ(ゲラゲラ)」
全部わかっているのだ。自分でもこれそろそろ洗おうと思っていたから。